『マンガ・スタディーズ』巻2論文募集について
The Call for Papers for the next issue of Manga Studies

Manga Studies is an online academic journal that will publish papers on manga research.

We plan to publish several papers in volume 2 during the 2026 academic year, but starting with this volume, we would like to publish papers submitted by the public after peer review.

We are looking for research papers (free topics) on manga or similar visual forms of expression, or papers that align with the theme of the special feature.

The special theme for volume 2 is "Manga and Platform."

The call for papers is now available. Please check below for more information:

DeadlineMarch 31st 2026 (JST)
How to applyPlease send your application as an attachment to the email address below.
mangastudies@kyotomm.jp

Please carefully read the submission guidelines and peer review and screening guidelines below before submitting.

※1)2025年12月現在、投稿システムの不具合のため、巻2に限った対応となります。
すでに『マンガ・スタディーズ』サイト(https://manga-studies.jp)を通して投稿いただいた方も、お手数ですが、あらためてメールにお送りいただきますよう、お願い申し上げます。

巻1(2025年度)の論文は【 こちら 】でお読みいただけます。

『マンガ・スタディーズ』巻2(2026)特集テーマについて

特集テーマ:マンガとプラットフォーム

本特集「マンガとプラットフォーム」では、マンガの表現や歴史とプラットフォーム(=流通の基盤)の影響関係に焦点を当てる。

マンガは複製芸術であり、作品の形式は流通形態によって規定される。たとえば書店で流通する紙媒体のマンガは、1折16ページを基本単位とする製本の工程から逆算した4の倍数でページを構成するのが一般的である。ところが、制作、流通、鑑賞がすべてデジタルで完結するようになった現在ではそのセオリーも崩れつつあり、デジタル配信プラットフォームでは奇数ページのマンガが売られることも珍しくなくなってきた。

上記の変化はただの一例に過ぎないが、ことはすでに「紙か、デジタルデータか」という段階にはない。いまでは、誰もがGoogleやAppleが審査したアプリを使ってマンガを読み、Amazonで紙や電子の書籍を買うようになった。同人誌ですら多くのヒット作は電子媒体で売られている。そこで新規に流通しているマンガの形式や内容は、すでにプラットフォームの特性に適応しているとみていいだろう。

また残念なことではあるが、マンガを語る上でどうしても欠かせないのが「悪書」をめぐる問題である。1950年代に起こった悪書追放運動には規制を進めたい警察や政府の関与があったとされているが、現在では、そのような権力としては今までみなされてこなかった存在が流通や表現に大きな影響力を発揮するようになった。Visaとマスターカードに代表されるクレジットカードの国際ブランドと決済代行会社である。

このような時代の中で、マンガはどう変わっていくのか。本特集は、この問題に正面から取り組んでいく。

(特集編集長=松下哲也)

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