期日 | 2012. 2.27MON-3.4SUN |
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開催日数 | 5日 |
会場 | ポンピドゥーセンター Studio13-16 (フランス・パリ) |
主催 | ◆主催:ポンピドゥーセンター◆共催:京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム |
◆監修:竹宮惠子◆担当研究員:倉持佳代子、小川剛
2012年2月~5月にかけて、フランス・パリにあるポンピドゥーセンターにて日本のマンガ文化を紹介する様々なイベントが催された「PLANÈTE MANGA !」。その一環として、2/27~3/4の期間中、マンガワークショップ、複製原画「原画’(ダッシュ)」展示、マンガ家講演会(竹宮惠子、こうの史代)について、京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアムが企画・実施し、文化交流を図った。フランスでは、まだまだ認知度の低い日本の少女マンガの歴史について、原画’(ダッシュ)を通して周知する機会が作れた。また、同時期開催のワークショップでは、「少女マンガの描き方教室」も開催され、展示作品を見本に絵を描く子どもの姿も見られた。歴史だけでなく、少女マンガの独特な表現など、その奥深い魅力を伝えることができた。
(文責:倉持佳代子2012.12.21)
出展作家:計14名
(竹宮惠子、松本かつぢ、上田としこ、高橋真琴、牧美也子、わたなべまさこ、水野英子、今村洋子、巴里夫、あすなひろし、北島洋子、上原きみ子、佐藤史生、花郁悠紀子、敬称略順不同)
出展作品数:計31点(1名につき2点。ただし、竹宮惠子は5点)
原画’(ダッシュ)作品展示作家を例に、少女マンガの歴史や特徴を説明
①イントロダクション…挨拶パネル、原画ダッシュ説明パネル
②少女マンガの萌芽…松本かつぢと上田としこ
③少女マンガと海外への憧れ…高橋真琴と牧美也子
④少女マンガの冒険活劇、恋愛…わたなべまさこと水野英子
⑤学園ものの隆盛…今村洋子と巴里夫
⑥1960年代の少女マンガ…あすなひろし、北島洋子、上原きみ子
⑦24年組が起こした革命とその後進作家・・・竹宮惠子、佐藤史生、花郁悠紀子
■出展作品リスト
出品者リストについてはこちら(20121221_GengaDash-l_pompidou.pdf [1.33M] )
■解説パネル(無断転用禁止・執筆:倉持佳代子/翻訳:エヴェール・グザビエ[マンガ研究科・翻訳])
解説パネルについてはこちら(20121221_GengaDash-pompidou.pdf [3.05M] )
■「PLANÈTE MANGA !」について
日本を軸としたマンガ文化に関するワークショップ中心のイベント。主なターゲットは若年層。部分的に韓国・台湾・中国などのマンガ文化も扱う。コスプレやアニメ上映会なども併催。
10週間の期間中、1週間ごとに異なるテーマで複数のマンガに関するワークショップを行う。
日本以外は、韓国が2週間、それ以外の国は各1週間で実施。
期間:2012年2月11日~5月26日
会場:センター内地下1階フロア、地上2階シネマ、地上広場
ポンピドゥー・センター担当者:ボリス・ティソ(Chef de projet et de médiation culturelle)
※ポンピドゥーセンターwebサイトでの掲載案内
■その他イベントなど
2/27~3/1 | 『マンガの描き方ワークショップ』/倉田よしみ[マンガ家]」 |
3/2~3/4 | 『マンガの描き方ワークショップ』/小川剛・久保直子 |
3/3 | 『講演会+「地球へ…」アニメ上映会』//竹宮恵子[マンガ家・京都精華大学マンガ学部教授] |
3/4 | 『講演会』/こうの史代[マンガ家] |