展覧会報告

special-exhibition
The World of Girl's Manga
期日 2012. 3.6 TUE-3.8 THU
開催日数 3日
会場 ミューチャノク(ハンガリー現代美術館)地階(6日のみ)、ブダペスト日本文化センター(7~8日)<いずれもハンガリー ブダペスト>
主催 ◆主催:独立行政法人国際交流基金/京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム

◆監修:竹宮惠子◆担当研究員:小川剛、倉持佳代子

展覧会要旨

ハンガリー・ブダペスト日本文化センターをはじめ現地各所にて、日本のマンガ文化の紹介および、文化交流を図るための各種イベントを開催。マンガ文化教室、複製原画「原画’(ダッシュ)」展示、マンガ文化講演会(竹宮恵子、吉村和真)について、京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアムが企画・実施した。

展示だけでなく、6日には、ミューチャノク(ハンガリー現代美術館)にて、原画’(ダッシュ)プロジェクトリーダー・竹宮惠子氏による講演も開催され、画業45年を迎えた自身の作品を紹介するとともに、作画者の視点から見た日本マンガ史について発表した。会場内に設置された原画’(ダッシュ)についても説明し、マンガ原画をアーカイブする意義について伝える貴重な機会となった。

(文責:倉持佳代子 2012.12.21)

展示構成

出展作家:計14名

(竹宮惠子、松本かつぢ、上田としこ、高橋真琴、牧美也子、わたなべまさこ、水野英子、今村洋子、巴里夫、あすなひろし、北島洋子、上原きみ子、佐藤史生、花郁悠紀子、敬称略順不同)

出展作品数:計14点(1名につき1点)

展覧会風景

関連展示・資料など

■出展リスト

出展リストについてはこちら20120306_GengaDash-budapest.pdf [275k]
 

■文化講演会(3月6日)

竹宮惠子のほか、吉村和真(京都精華大学国際マンガ研究センター)による、マンガ雑誌と単行本の比較を通した現代日本のマンガ環境についての発表も開催された。

 

■マンガの描き方教室(3月6日~8日)

マンガの作画技術の習得を主な目的としたワークショップ。専門画材の使用方法やキャラクター設定、扉絵作成などの指導を当センターの研究員らが担当。

 

 

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