期日 | 2016/12/8(Thu) 〜 2017/2/5(Sun) |
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開催日数 | 46日 |
会場 | 京都国際マンガミュージアム 2 階 ギャラリー1・2・3 |
主催 | 主催:京都精華大学国際マンガ研究センター / 京都国際マンガミュージアム |
協力:集英社 / 明治大学 米沢嘉博記念図書館 / 弥生美術館
担当研究員:倉持佳代子
1955 年に創刊し、1994 年に少女マンガ誌史上最高発行部数255 万部を達成し、今なお少女読者に愛されている『りぼん』のふろくに注目した展覧会。りぼんの黎明期から現在までのふろく文化の変遷を追うことで、時代ごとの少女像、雑誌を取り巻く出版事情、マンガ家と編集者、デザイナーや印刷所など作り手の姿も浮かび上がってきた。出展資料の多くは京都国際マンガミュージアムに寄贈されたふろく資料で初活用された。組み立て状態で展示している点でも画期的だった。展示内容は平成28 年度「メディア芸術連携促進事業」連携・協力の推進に関する調査研究「超」領域展覧会の企画立案:「少女マンガ誌・およびふろくにまつわるオーラルヒストリー」で得た知見を参考にしている。同プロジェクトで実施した1980 年代から現在の『りぼん』を支えた編集者へのインタビューは、「メディア芸術カレントコンテンツ」にて公開され、貴重な記録となっている。本展は東京、秋田にも巡回され好評を博した。
( 文責:倉持佳代子)
展示内容
展示構成
(1)戦前~60年代-ふろく前史と『りぼん』黎明期
(2)70年代-乙女ちっくまんがとふろく
(3)80年代-ナンバーワン少女マンガ誌へ
(4)90年代-史上最高発行部数255 万部を達成!
(5)ゼロ年代へ-紙ものからモノふろくへ
(6)現在の少女達が大好きなふろくへ
コラム
関連イベント
巡回