展覧会報告

special-exhibition
Yamagishi Ryoko exhibition ~TERASU -metamorphosis-
期日 2017.5.27 (Sat) - 9.3 (Sun)
開催日数 87日
会場 京都国際マンガミュージアム 2 階 ギャラリー1・2・3
主催 京都精華大学国際マンガ研究センター/ 京都国際マンガミュージアム

特別協力:株式会社上ノ空
協力:弥生美術館
担当研究員:倉持佳代子

展覧会要旨

 

1969 年にデビューし、「アラベスク」「日出処の天子」などのヒット作を生み出し、巧みな心理描写と画面構成で読者を魅了し続けるマンガ家・山岸凉子の原画展。東京・弥生美術館で2016 年に開催した展覧会の巡回だが、当館では「日出処の天子」の原画34点が追加出展された。総数は新規出展も含め、初期作から最新作までの原画243点である。
掲載雑誌、関連グッズ資料も含めるとおよそ300点となり、これだけ大規模な氏の個展は関西初だ。
多作な山岸作品を並べ見ることで、氏がいかに少女マンガの先駆者であるか、根源的な人間ドラマの追求者であるかに気付く。拘り抜いて描かれた線の細さ、色の妙に来館者は圧倒され、原画展の意義を深めてくれた。
( 文責:倉持佳代子)

1969 年にデビューし、「アラベスク」「日出処の天子」などのヒット作を生み出し、巧みな心理描写と画面構成で読者を魅了し続けるマンガ家・山岸凉子の原画展。東京・弥生美術館で2016 年に開催した展覧会の巡回だが、当館では「日出処の天子」の原画34点が追加出展された。総数は新規出展も含め、初期作から最新作までの原画243点である。
掲載雑誌、関連グッズ資料も含めるとおよそ300点となり、これだけ大規模な氏の個展は関西初だ。
多作な山岸作品を並べ見ることで、氏がいかに少女マンガの先駆者であるか、根源的な人間ドラマの追求者であるかに気付く。拘り抜いて描かれた線の細さ、色の妙に来館者は圧倒され、原画展の意義を深めてくれた。

( 文責:倉持佳代子)

 

展覧会風景

関連展示・資料など

展示内容
カラー原画の劣化を防ぐため、会期を「前期中期後期」に分けて入替前期と後期は同じ原画を出展。
展示構成は弥生美術館での展示をベースに当館でアレンジを加えた。
展示構成
漫画家デビューと初期作品
「ひまわり咲いた」「ラグリマ」「雨とコスモス」など
大ヒット作「アラベスク」の誕生
「アラベスク 第二部」の連載
短編・口絵 名作選1973 ~ 1979
「メタモルフォシス伝」「妖精王」「ひいなの埋葬」「天人唐草」など
『LaLa』の創刊(前期・後期) / 日本美術に傾倒(中期)
代表作「日出処の天子」誕生
『ASUKA』での仕事
-山岸凉子ベストセレクションコーナー
モノクロームの美しさ
短編名作選 1981 ~ 1998
「ヤマトタケル」「封印」など様々な作品
「パイド・パイパー」「鬼」「白眼子」など
エッセイマンガ
女性を描く
『テレプシコーラ-舞姫-』
2000 年代の作品
「ケセラン・パサラン」「レベレーション- 啓示-」など
関連イベント
ギャラリートーク:2017 年5 月27 日(土)11:00 / 14:30
荒俣館長が語る!山岸凉子の世界:2017 年5 月28 日(日)14:00 ~ 15:00

展示内容

  • カラー原画の劣化を防ぐため、会期を「前期中期後期」に分けて作品を入替。前期と後期は同じ原画を出展。
  • 展示構成は弥生美術館での展示をベースに当館ならではのアレンジも加えた。

 

展示構成

  • 漫画家デビューと初期作品
    「ひまわり咲いた」「ラグリマ」「雨とコスモス」など
  • 大ヒット作「アラベスク」の誕生
  • 「アラベスク 第二部」の連載
  • 短編・口絵 名作選1973 ~ 1979
    「メタモルフォシス伝」「妖精王」「ひいなの埋葬」「天人唐草」など
  • 『LaLa』の創刊(前期・後期) / 日本美術に傾倒(中期)
  • 代表作「日出処の天子」誕生
  • 『ASUKA』での仕事
  • -山岸凉子ベストセレクションコーナー
  • モノクロームの美しさ
  • 短編名作選 1981 ~ 1998
  • 「ヤマトタケル」「封印」など様々な作品
    「パイド・パイパー」「鬼」「白眼子」など
  • エッセイマンガ
  • 女性を描く
  • 『テレプシコーラ-舞姫-』
  • 2000 年代の作品
    「ケセラン・パサラン」「レベレーション- 啓示-」など

 

関連イベント

 

トップページ 展覧会 山岸凉子展「 光- てらす-」-メタモルフォーゼの世界-