開催日時 | 2014.12.20 SAT 14:00-16:00 |
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会場 | アートエリアB1(大阪) |
出演者 | 吉村和真[京都精華大学マンガ学部教授/IMRCセンター長]/倉持佳代子[京都国際マンガミュージアム研究員]/雑賀忠宏[IMRC研究員]/金水敏[カフェマスター/大阪大学大学院教授]/伊藤遊[カフェマスター/IMRC研究員] |
参加者数 | 30名 |
主催:アートエリアB1(大阪大学/NPO法人ダンスボックス/京阪電気鉄道会社) 共催:京都精華大学国際マンガ研究センター/大阪大学21世紀懐徳堂 企画担当/カフェマスター:伊藤遊
今年でシリーズ5回目を迎えた、出演者がそれぞれの視点で1年間のマンガ界の動きを総括するトークショー。1年を締めるマンガイベントとして、固定ファンも付き始めている。
吉村は、自身も関わっているマンガをめぐる国の動きや、同年に亡くなった劇画家・石川フミヤス氏と、氏が関わった「劇画」の誕生について語った。倉持は、「壁ドン」などの少女マンガ発の文化現象について、雑賀は、具体例を紹介しつつ著作権や表現規制をめぐる状況について解説した。金水は、「役割語」研究の新しい展開について、伊藤は、同年に急増したマンガ展の背景について論じた。
参加者に、持参した「今年のベストマンガ作品」を紹介してもらうコーナーも盛り上がった。
(文責:伊藤遊 2015.1.17)
◆ 配布資料
・ 「このマンガ展がすごい!」(伊藤)
◆ 同イベントは、出演者によって、以下の新聞記事としてまとめられた。
・ 「中部マンガ研究所」第33回(2014年12月25日付『中日新聞』)
・ 「いまどきマンガ塾」(2014年12月26日付『朝日新聞』(大阪本社版)夕刊)