1981年大阪府生まれ。
多摩美術大学を経て國學院大學にて博士(歴史学)。現在、京都精華大学マンガ学部准教授、同国際マンガ研究センター研究員。近現代美術史とイラストレーション史を基盤にして、マンガ、アニメなどのキャラクター表現とその歴史を研究。著書に『ヘンリー・フューズリの画法 物語とキャラクター表現の革新』(三元社)。ほか商業媒体にて執筆多数。
物語画(歴史画)を最高の絵画ジャンルと考えてきた西洋の美術アカデミズムには、長い歴史の中で構築されてきたキャラクター表現の体系がある。その体系の一端を明らかにすることで美術史とマンガやアニメ、イラストなど広義のマンガ的メディアの歴史を接続することが私の研究の出発点だった。現在はその研究を発展させるべく、美術史やマンガ史などの既存の枠組みに閉じない「キャラクターの絵の歴史」を研究するための理論と方法論を模索している。
著書
論文
論説・レビュー等
学会発表
講演・シンポジウム等
所属学会