開催期間 | 2007年3月31日(土)~ 7月1日(日)<期間中の土・日曜、祝日> |
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開催日数 | 35日 |
料金 | 無料 |
対象 | 小学校高学年を中心に一般 |
参加者数 | 2,017名 |
会場 | 1階 多目的映像ホール、1階 吹抜けホール[ワークショップコーナー] |
マンガがどのように作られているのか?ファンのみならずとも一度は疑問を抱いたことがあるだろう。本企画はマンガ創作の工程の中でも比較的誰でも参加できるものを3コース選び、実作を通してその魅力やテクニックを伝えるワークショップ。画材はすべてプロが使っているものと同じものを使用。インクの汚れやカッターの使用など実施には細心の注意が必要となる。
①「ペン入れ」鉛筆などで下書きをした後、Gペンとインクを使って線を清書する作業。下書き通りに線をなぞるだけだが、集中力が必要とされる。
②「カラーイラスト」ペン入れされたイラストに色を塗っていく作業。150色以上あるコピック(アルコール性カラーペン)を使ってカラフルに着色する。髪の毛の光の表現や目の玉の表現など雑誌の表紙などで見かける独特のテクニックが習得できる。
③「スクリーントーン」モノクロ印刷を目的として創作されるマンガにはグレースケールをきれいに表現するためのスクリーントーンというシールがある。服の色や顔の陰などによく使われるシールの貼り方を体験。
上記3つのコースはマンガ家になるために必要な基本テクニックである。そしてマンガ創作の現場において、これらの作業は「アシスタント」と呼ばれる作画をお手伝いするいわば、見習いがする仕事でもある。このことから本企画のタイトルを「マンガ家アシスタント体験」とし、プロの仕事を少し垣間見る機会を提供した。
○ 参考URL
ぬりえ美術館 http://www.nurie.jp/
○ 参考資料
「ぬりえ文化」著:金子 マサ, 山本 紀久雄、小学館スクウェア
○ 体験用紙
体験用紙<ペン入れ>(PDF) サイズ:2MB
体験用紙<カラー>(PDF) サイズ:2MB
体験用紙<スクリーントーン>(PDF) サイズ:2MB