期間限定ワークショップ報告

開催期間 2009.01.24 SAT - 2009.03.15 SUN <期間中の土・日曜、祝日>
開催日数 24日
料金 無料 定員 各回10名(先着順)
対象 一般(おもに小学校高学年以上を対象)
参加者数 373名
会場 1階 吹抜けホール [ワークショップコーナー]、地下収蔵庫 他

ワークショップ概要

 今回のえむえむワークショップは「プチ司書体験」と銘打って、マンガミュージアムが持っている図書館としての機能や役割を紹介。

当館で閲覧されるマンガは「資料」としての扱いを受けている。このような取組は前例が少なく、試行錯誤の連続。またそれらマンガ資料がどのようにして集められ、整理、保存されているのかなどを解説する機会もあまりない。そこで本企画は収蔵庫のバックヤードツアーや資料保存に欠かすことのできないブックカバー作業など『司書』の仕事を通して体験するワークショップを実施。

今までのワークショップとは異なり、マンガを「描かない」ワークショップではあったが、マンガの本を使った「描く」以外の魅力を伝えることができた機会となった。

参加者の顔ぶれも今までにない傾向が見られた。小学生から高齢者の方の参加はもちろん、カップルや社会人同士など、今までのワークショップでは少なかった年齢層に多く参加が見られた。

ワークショップ風景

関連イベント・資料など

【体験内容】

「知る」…バックヤードツアー

ふだんは入ることができない地下収蔵庫を特別にご案内。ツアー解説がクイズになっていて、全問正解すると「しおり」がもらえるよ。

「体験する」…ブックカバー体験

長期保存を目的としたカバーリング体験に参加できます。少しの手間と工夫で本をきれいに長く使うことができるブックカバー。お家でも「かなり使えるワザ」なので、この機会に習得しよう!

 

【司書って何?】

一言でいうと図書館のプロフェッショナルです。「本のプロ」とも言えますね。本に対する豊富な知識と本を正しく扱うことができるのが「司書」という職業です。 当館の場合は30万点以上あるマンガ資料の整理や管理をしています。検索をかけられるように本に番号をつけたり、本を探したり、展覧会や研究者のためにテーマごとに本を選んだりします。
 もし、本がこわれてしまった時には修復作業も行います。大切な資料をもう一度みなさんに手にとってもらえるように直すのも司書の仕事です。本のお医者さんでもあるわけですね。

 今回はたくさんある「司書」の仕事のうち「プチ司書体験」と題して、「バックヤードクイズツアー」と「ブックカバー」を体験していただきます。

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