本企画は体験用紙を色紙にすることで、従来のマンガの発想をより柔軟にすることを目的とする。また、子どもたちをはじめ、色紙に触れたことのない人に使用してもらうことで色紙の持つ利便性と可能性を体感できるものとする。

テーマは「未来のボク、私」。色紙は組合より提供、画材は鉛筆、色鉛筆の他に顔彩絵の具を使用する。成果物の作品はすべてコンテストに応募される。京都国際マンガミュージアム事業推進室が作成した色紙についての紹介マンガ冊子を配布。8月1日には表彰式を行い、賞状、記念品を贈呈。本企画は「色紙」と「マンガ」のコラボレートであり、紹介冊子と作画ワークショップを通して色紙の成り立ちや魅力をマンガで伝えることができた。画材の色紙はもちろん水彩絵の具、筆など本物を来館者の方に提供できたことで、お客様の満足度を獲得することができた。また、絵柄入り色紙、しおりなど充実した参加賞の提供までいただき、来館者への促がしにおおいに役立つ結果となった。

参加者の滞在時間、参加への反応は非常に積極的で、老若男女問わず参加していただけた。新聞をはじめケーブルテレビの取材、など広報的にも反応がよく、第三者の視点からも意義のある企画であったといえる。

色紙短冊和本帖  http://www.kougei-kyoto.jp/kougei/tanzaku.html