開催日時 | 2015.9.25(FRI)-9.27(SUN) |
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会場 | 京都国際マンガミュージアム 多目的映像ホール |
第7回国際学術会議「コミコロジー:理論と実践を絡み合わせる新《研究》」では、実践的な学問としてのマンガ研究、実証的な学術研究としてのマンガ研究などの論点を中心に、「グローバルなマンガ研究」の深化と拡大に求められる視座と方法について、アーカイブや展覧会、ワークショップなど、京都国際マンガミュージアムが蓄積してきた実績の評価を兼ねる形で、マンガの理論と実践の融合がもたらす可能性と課題を展望した。
また、内容の一部として、2011年度から2015年度まで文部科学省の支援を基に、本会議を主催・共催してきた国際マンガ研究センター(IMRC)の活動を報告する場も設けられた。
(文責:ユースギョン2016.8.25)
会議プログラム
※全てのプログラムの使用言語は日本語と英語
※ 下記の[ ] 内は、研究発表内容
9月25日(金)
13:45-14:00 開会 Opening Address
14:00-16:00 Panel 1
研究施設としての京都国際マンガミュージアム:IMRC活動の紹介と分析
The Kyoto International Manga Museum as a Research Institution: The IMRC Reports
吉村和真(国際マンガ研究センターセンター長、京都精華大学副学長)
YOSHIMURA Kazuma (IMRC director, vice-president of KSU)
伊藤遊(国際マンガ研究センター研究員)
(IMRC researcher)
清水勲(国際マンガ研究センター研究顧問)
SHIMIZU Isao (IMRC adviser; manga historian and collector)
16:15-17:45 Panel 2
実践的な学問 (1): ワークショップとアーティストトーク
Practical Scholarship (1): Artist Talks and Workshops
9月26日(土)
10:30-12:30 Panel 3
実践的な学問 (2): 展覧会
Practical Scholarship (2): Exhibitions
14:00-16:00 Panel 4
実践的な学問(3): アーカイブ
Practical Scholarship (3): Archiving
16:15-17:45 Panel 5
実証的なコミッコロジー:言語学的アプローチから
Scientific Comicology: Linguistic Approaches
9月27日(日)
10:30-12:00 Panel 6
「マンガ」の傘下で? アニメ研究というケース
Under the Umbrella of "Manga"? The Case of Anime Studies
13:30-16:00 Panel 7
隔絶のない特殊性:コミックスと文学、そして映像研究
Specificity without Seclusion: Comics, Literature, and Image Studies