1934年、大阪府生まれ。1950年代半ばから赤本・貸本漫画で活躍後、1957年より『少女』で、バレエ漫画「あらしをこえて」を連載、雑誌デビューを飾る。ページの縦いっぱいに少女の全身像を描く「スタイル画」と呼ばれる手法や、瞳の中でキラキラ輝く星の表現など、独特の作風は以降の少女マンガに多大な影響を与えた。「プチ・ラ」(原作:橋田壽賀子)などのヒット作の後、抒情画の世界に舞台を移し、雑誌の表紙や少女向けの文房具など様々な媒体でイラストを発表。少女文化を代表する作家として世代を超えた幅広いファン層を獲得している。 (所蔵点数:31点)