1954年、石川県生まれ。19歳で上京し、アシスタントをしながら、投稿生活を送る。1976年、『ビバ・プリンセス』にて「アナスタシアのすてきなおとなり」でデビュー。以後も同誌などで、「四季シリーズ」「フェネラ」など、短編作品を主とし発表。SFファンタジーや外国ロマン、能楽をテーマにした作品まで、多彩な作風で、先の活躍が期待されていたが、1980年に胃癌のため26歳で逝去。5年という短い作家人生ではあったが、想像力あふれる世界観や美しい絵柄は、今も読者の心に残り続けている。妹はマンガ家の波津彬子。 (所蔵点数:35点)