1961年、『少女クラブ』に「氷の城」を発表し、高校3年生にしてデビュー。卒業後、水野英子のアシスタントを経験しつつ、「週刊少女フレンド」などに寄稿する。「ナイルの王冠」(原作:宮崎惇)は、少女マンガで初めて古代エジプトを舞台にロマンスを描き、「ファラオの墓」「王家の紋章」など後進作家の作品に大きな影響を与えた。60年代後半からは、『りぼん』で看板作家として活躍。「スィートラーラ」などで人気を博した。ストーリーもさることながら、登場人物たちのファッションなども少女読者達の憧れの的となった。(所蔵点数:39点)