1932年、大分県生まれ。1950年代半ばから貸本漫画で活躍、当初は「いそじましげじ」の筆名で大阪の日の丸文庫から作品を発表。1956年の上京を機に筆名を改め、東京の若木書房から「ごきげんシリーズ」と題して作品を次々と発表。大人気を博し、明るい学園生活そのものを得意とする作風を確立した。60年代半ばから少女マンガ誌に寄稿し始め、1965年に『りぼん』で「さよなら三角」を発表、活躍の場を雑誌に移す。その後、長く『りぼん』の看板作家として活躍、「5年ひばり組」などの学園ものでヒットを飛ばす一方、痛切な戦争ものも多く手がけている。 (所蔵点数:11点)