1929年、東京都生まれ。挿し絵画家として活躍後、1952年に処女作『小公子』を貸本出版社から刊行。赤本漫画、貸本漫画の世界で活躍する。1957年から『少女ブック』で「山びこ少女」を連載。1971年、『週刊少女マーガレット』で連載された「ガラスの城」が小学館漫画賞を受賞。数奇な運命に翻弄される少女たちのドラマを華やかな舞台装置の中で描き、人気を博す。「聖ロザリンド」でホラーへ進出、さらには、レディスコミックスの先鞭をつけるなど、時代によって変わる読者の期待に今も応え続ける。2002年に日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞。(所蔵点数:43点)